STOP!時間泥棒
ふわもりは激怒した。
必ずかの邪智暴虐の時間泥棒を除かねばならぬと決意した。
ふわもりには法律はわからぬ。
ふわもりは、ごく普通のエンジニアである。
パソコンに向かい、プログラムを書いてきた。
けれども、他者の時間を平気で奪う者への怒りは人一倍に敏感であった。
かの有名な芥川龍之介の「走れメロス」の冒頭に載せて述べたのは、時間泥棒に対する怒りと嘆きである。
自分がどうしたいか、目的がはっきりしていないのに、相手の時間をみだりに奪う人って、時間は無限だとでも思っているのでしょうか。
時間は有限ですよ。
期限が定まっていないだけで、死んだらそこでストップなんですよ。
自分より暇そうで、時間に空きがあるからいいでしょ
それなら相手の時間を奪っても許されると思っているんですか。
本当にわかっていない人が多い
残業を平気で強いることが出来る人
遅刻しても平気な顔ができる人
そんな人はそのうち、自分の時間のなさと余裕のなさを嘆く。暴君の如く。
でも、その時に誰もあなたを助けたりはしませんよ。何故なら、
あなたは既に他人から時間を奪うという罪を犯しているから
人間には平等に時間を与えられている。
それを日々自覚して生きることに努めましょう。
以上、殺伐とした現場からお伝えしました。