休むことも仕事を進めるうえで大事だ

新人時代の配属先で、

当時の先輩に言われた言葉。

調子が悪いときに無理に頑張ったって

パフォーマンスはあがらないし、失敗などでかえって手戻りが出る。

そういう時に「休む」「立ち止まる」という選択も必要だ。

せっかちで、つい根詰めがちな私は、

倒れるまでとことんやってしまいがちだった。

「自分から休む」という概念がなかったので、

言われた時には本当に概念が覆った。

もっと頑張れ、気合い入れろ

とか上から言われるのかと思っていたからビックリだった。

そのおかげで、精神に参ることも多いこの業界でも、

大きく崩すことなくやってこれたのかもしれない。

あれからちょうど５年。

状況も立場も変わり、自身もいろいろな経験をしてきた。

この３ヶ月、仕事中息つく暇もなく、

休むことも立ち止まることも忘れかけていたが、ふと

「休むことも仕事を進めるうえで大事だ」

という言葉を思い出し、思い切って休暇を取らせていただくこととなった。

休むことで、その間の仕事はどうなる…などの心配もあったが、

まず、一度自分の中から切り離すように休もう。

そのあとに全体からじっと見渡す。

本当の目的は何か。ゴールは何か。

それをもう一度見直すために、

「休む」ことで頭の中の情報を整理するのが大事だと思い、

今週と来週は半ばで休みを取ることにした。

プライベートのこともあり、

土日の休みだけでは休息が十分ではないと感じたので

(甘いのかもしれないけれど)

休むことで自分を見直して、次に進むことにした。