3つのWHY
厚切りジェイソンじゃないですが、
トラブルが起きてしまい、その当事者であった場合は原因を3つの「Why?(何故〜したか、〜になったか)」で分析すると対処法が自ずと見つかると言います。
去年、業務中に本来やってはいけないデータの取り消しを「暗黙の了解ルール」だと誤って判断し、独断で行ってしまった時にリーダーから
「判断を仰ぐことなく行った理由を何故(Why?)を3つで分析してください」と言われました。
その時の私の回答は…
- 依頼してきた得意先からは類似の依頼が度々あり、通例だと思っていたから
- リミットが30分程しかないきわめて緊急度が高かったから
- 当時リーダーや先輩が不在で連絡が取れない状況だったから
この状況から、
- 思い込みや先入観による誤判
- 緊迫した状況下での冷静さの欠如
- 適切なエスカレーションのショートカット(省略とも)
が招いたと考えました。
当時の失敗についてはこちらの誤判も勿論悪かったのですが、依頼者側もまた適切なエスカレーションなしに行ったとして上長から指摘を受けたようでした。
この一件に関しては、得意先と当方部門との間での日頃の信頼があり、事なきを得たのかもしれないです。
そして一年が経ち、トラブルの渦中でこの教訓を思い出したのです。
トラブルの原因は数あれど、分析してみるとせいぜい3~4つ、多くても5つ じゃないでしょうか。
これを意識して、常に分析出来ればより良く進むのではないのかな…と大きな引き金にもなった人に思ったのです。
もちろん私自身も、今のような惨劇とまでいかなくてもトラブルの温床を生むことは目に見えてわかっていたにも関わらず、
何故、今まで静観していたのかと分析しつつ、今はそれに対する行動を取り、与えられた役割でやるべきソリューションは何かを目の前の課題とゴールをもとに日々試行錯誤している次第です。
3つのwhy?、心掛けてみませんか?