平成最後の夏を振り返って

まだ酷暑厳しいが、今日から9月。

市場はそろそろ秋色になってきている。

平成最後の夏であり、

激動だった8月を振り返ることにした。

既に決まっていることにもかかわらず、

先が見えない不安定な状態だったこともあった。

不安で怖くなり、何度も辛くなった。

関係ない人にまで強く当たってしまい、

迷惑をかけたこともあった。

そこで気がついたのは、

自分ひとりで頑張っている気になっていた

抱え込みすぎだったこと

ということ。

性格上、頼られることが多いが、

逆に人を頼ることが出来ないという欠点があった。

一人で出来ることには限界があるということは分かっていても、人を頼ることが出来ない。

嫌な顔されないかな…

こんなこと、普通誰もやりたくないよね…

頼んだ時に文句言われたらどうしよう…

というのも、

依頼したら文句ばかりでまともに動かなかった人がいたので、お願いするのが馬鹿らしくなってしまったので

｢そんなに言うなら私がやりますよ、その方が早く終わるので｣

という最低最悪な一言を発してしまった。

この時はそれが正しい、と思っていたので何ひとつ躊躇わなかったが、

自分が抱える分が気が付いたら想像以上に増えてしまい、それに耐えきれず全てを放棄するように

｢そんなこと、出来ません！｣

と詳細を聞かずに投げ出してしまったとき、

私は限界を超えていたことに気が付いた。

既に5月から約4ヶ月、心休まることがなかった。

それどころか不安や課題がさらに押し寄せてきていっぱいいっぱいだった。

皆頑張っているから…とはいえ、さすがにいろいろ限界だった。

平日に休暇をとったり、

些細なことから周りに頼んでみたり、

こまめに声をかけてみたり、

いきなり変えることや変わることは難しいけれど、

少しずつ実践していくことで、自分の抱えているものを手放していけるようにした。

焦らず、確実に。

そんな私には今は、

前進よりも漸進が大事だ

前に進むことだけではなく、段階を踏んで確実に進むこと。

焦らず、目の前のステップをきちんと踏むこと。

それが不安をなくすためでもあり、

自分や周りのためでもある。

残り1ヶ月。

これまでの道程で得てきたことを、

きちんと残していけるように、日々漸進。